ARMORED CORE 6 幻覚のアイランド・フォーの動乱

とある封鎖惑星で起きた10年前に起きた動乱。アーキバスは現地住民による「解放」を支援していたが、実際は「鎮圧にあたった封鎖機構の兵士を現地住民の協力の元に捕縛し、第4世代強化人間手術を施し、大量の手駒を確保する」ためのものだった。

ちなみに第4世代なのは、当時「ACパーツとして」最新の世代がそれだからで、第4世代の被検体の頭数が揃った後、アーキバスが支援した現地住民は「代替コーラルを作るための生体濾過装置に過ぎない」第5世代~第6世代強化人間として供されていったという。

そしてこれが封鎖惑星で行われたものである以上、アーキバス本社から医師を送り込む事ができず、(洗脳を含んだ)封鎖機構の兵士の第4世代強化人間化は技量に劣る現地の医師によって行われ、それにより少なくない強化人間が検品の結果「不良品」としてアーキバスに買われないまま残ったという。

それでも当時は「封鎖機構の兵士という事で素材がいいから、多少の不良があっても誰かに買って貰える」と失敗作の強化人間を在庫として保管した医師は少なくなかったものの、完全上位互換の第8世代強化人間の登場により売り捌く事が出来ず、次第に廃棄処分されるようになっていった。

C4-617~621もそういった強化人間の一部であり、廃棄処分となる寸前だったが、「アイランド・フォーの動乱による(元・封鎖機構兵士という事で実力はお墨付きな)第4世代強化人間の売れ残り」の情報を掴んだウォルターに「(予約含んだ)まとめ買い」される事で難を逃れる事が出来た。