ARMORED CORE 6 幻覚の開発惑星ルビコン3
大気
- 地表~地上数千mの高さ(グリッドの居住区域)まではヒトが呼吸可能な大気、および1G前後の重力が存在
- ミッション「動力ブロック破壊」のミッション情報、および同ミッション中の高度計から高度25kmが成層圏なのは確定
- カーマンライン(ミッション情報によると中間圏。ミッション中の高度計はエラー表示。ただし先述の情報から高度25kmよりやや上程度と推測)では夜光雲に近い雲が見られ、かつその流れが激しいため、この高度では大規模な大気重力波(中間圏ジェット)が起きている模様
- カーマンラインにコーラルが漂っている=吹きあがったコーラルが何らかの理由でこれより上の高度に行けない理由として「電離層による波の反射」「宇宙放射線によるコーラルの消滅(死)」等が考えられる
- また、ルビコンの解放者ルートでは動力ブロック破壊の次のミッションが「熱圏を舞台とするザイレム撃墜」のため、(およそ30kmの厚さがある地球のものとは違い)ルビコンの中間圏は非常に薄い模様
- このように地球のものとは各層の厚さが異なるため、テラフォーミングで作られた大気と推測される
気候
- 50年前のアイビスの火で寒冷化したとされているため、本来は地表の気温がもう少し高かったと思われる(温帯程度?)
- ただし作中での行動範囲(アーレア海沿岸)でも、水が液体の形で存在し、針葉樹が見られるため気候としては冷帯にあたると思われる
- また大気の項目で挙げた通り「大規模な大気重力波≒ルビコン大気の大きな上下流≒暖められれて持ち上げられる空気と冷えて下がる空気の存在≒地軸の傾きによる惑星内の寒暖差」が地球同様にあるはずなので、「夏」にあたる地域では作中とで見たものと別の風景が広がっていると思われる
- 余談だが現在の地球でも「地下水の組み上げにより地軸の傾きが変動している」と言われるため、「(アイビスの火による?)地軸の変化」は(北極点南極点の変化、もとい経度緯度の再計算を行う必要はあれど)人類生存に影響を及ぼさないはず
大地(植物栽培事情)
- ルビコン3の大地に含まれるコーラルにより、土壌(無機養分生成能)を生み出すための微生物に変異が起きてしまい、ルビコンの大地では土壌栽培が不可能
- ただしコーラルを含まない培地での植物栽培は不可能ではないため、嘗てのルビコン3では植物工場による栽培が行われていた
- 本編でルビコニアンが食をミールワーム頼りにしていたのは「(食は士気に大きく作用するといった理由から)植物工場は星外企業による攻撃の対象になりえるため、稼働を停止している、または破壊された」といった理由にもよるもの
- また、資源として利用できるかはさておき、ルビコン3の所々で針葉樹が見られるため「ルビコンの環境に適応した、地球由来の植物」というのも存在するようだ
水
- ルビコンの海底に沈んでいたザイレムにフジツボといった生物の付着がなく(そもそもルビコン3の海に生物の気配が見られない)、錆なども見られないことから、ルビコン3の水は「純水」と思われる
生物(食料事情)
- (ミールワームが爆発するようになるなど)コーラルによる変異により、地球人類がイメージする形での生物はルビコン3には自生していない
- ただしコーラルを「ルビコン3の土着生物」と考える事は可能
- 「入植にあたり太陽系から持ち込んだ」植物の栽培、家畜の飼育も難しいことから、技研はルビコンの環境に適応した家畜として「ミールワーム」の品種改良を行う
- 植物と同様、かつてルビコンでは「コーラルや病原菌に汚染されない環境下での家畜の飼育」は行われていたが、惑星封鎖により感染症などで家畜が全滅しても輸入が出来ないため、次第に数を減らしていき、本編の時点では人間の食料となる「動物」はミールワームしか残っていない